子供の成長に合わせ、将来に備えておくと良い7つのポイント
2. 銀行、ネットバンク、クレジットカードについて
複数の銀行口座を目的別に使い分ける時代
あなたは口座をいくつお持ちですか?
以前は近所の銀行や信用金庫、郵便貯金の口座しかもっていかった人でも、最近はネットバンクの急成長とともに、目的別に銀行口座を開設し、使い分けている方も多いようです。
例えば、通常の生活費用、貯蓄用、子供用、趣味や遊び用、ヘソクリ用など。株や投資信託などをする方は、証券口座と連携する銀行を利用すれば、効率的な運用ができます。ネットショッピングをよく利用する方は、月数回まで振込手数料が無料の銀行もありますので、節約もできます。
公共料金や電話料金の引き落としをクレジットカード経由にしてポイントを貯め、そのポイントをショッピングに利用することもできます。公共料金は毎月引き落としがあるため、意外とポイントが貯まると思います。
銀行選びのポイント
まずは、普段の生活費用の口座、というよりも給料の振込先口座です。
私は地元の信用金庫を利用しています。住宅ローンも組んでいるのですが、お金を借りたときにとても借りやすかったです。毎月給料が振り込まれているのはもちろんですが、定期預金や貯金についてよく分かっているので信用されています。また、どのような返済の仕方が理想的か、いろいろ相談を聞いていただけてとても助かりました。
そして貯蓄用の口座。私は、これは別の口座に分けているのが理想です。どうしても生活用の口座にあると使ってしまうのです。強制的に貯金するために毎月定額をこの口座にすぐに移動しています。
また、子供が生まれてすぐ子供名義の口座を作って、お祝いでもらったお金やお年玉はすべてそこに貯金しています。
私はネットやオークションで買い物をよくするため、振込手数料がかからないタイプの銀行口座は必須です。預金額やサービスの利用状況に応じて、無料回数が変動するのが一般的に多いと思います。
そのため、1つの口座で3回から5回ぐらいが無料で使えるのですが、1つだけでは足りないため、ちょっと多いですが振込み用に3つの口座を持っています。年末などお買い物が多い時期は、使いきってしまいますので。
また、毎月決められた日に、自動的に振込みをするサービスがある銀行もあります。駐車場代金の振込や貯蓄用口座への移動に私は利用しています。
また、夜間や祝日でもコンビニで入出金の手数料が無料でできる銀行もあります。こういった手数料も積み重なると大きいため、できれば無料のものを使いたいですね。
私は株や投資信託などの資産運用にSBI証券を利用しています。SBI証券を利用している方は、住信SBIネット銀行を開設していると即時に資金の移動が可能でおすすめです。住信SBIネット銀行は、振込手数料の無料や指定日の自動振込みサービスなどもあり便利です。
銀行選びのアドバイス
口座をいくつも持つと管理が難しくなってしまうかなと思っていましたが、アグリゲーション(インターネットバンキングの複数口座の情報を集約するサービス)を利用すれば、一元管理できるためそんなに難しくはありません。
具体的には、以前はジャパンネット銀行のアグリゲーションを利用していましたが、最近は楽天銀行のアグリゲーションを利用しています。どちらも使い勝手はあまり変わらなかったと思いますが、楽天銀行のアグリゲーションの方が、私が利用している銀行や証券会社に対応していたからです。クレジットカードの引き落としなども管理できて大変便利ですので、使ったことが無い方は一度利用してみることをおすすめします。
地元の金融機関とネットバンクをうまく使い分けることで、コストの削減をしつつ実用的な運用ができると思いますので、もし1つの口座でまとめられている方は、一度検討してみると良いかと思います。