子供の成長に合わせ、将来に備えておくと良い7つのポイント

3. 株や投資信託など資産運用について

低金利の銀行口座に預けておくよりも投資で豊かに

まずはじめに、投資はリスクがあるということをよく理解する必要があります。
もちろん上手に運用すれば、リターンを手に入れることができるのですが、不測の事態もよく起きます。ちょっと前になりますが、リーマン・ショックがやはり大きかったですね。私もこれでかなり痛い思いをし、勉強させられました。
株を持っていいて頻繁に売買せず放置している人は、軒並み3分の1ぐらいに落ちてしまったのではないでしょうか。私はそうでした。いつか戻るのではとあまり気にせず放置していたのですが、そのまま戻らず今に至りどうしようもないものもあります。

最近は、個別銘柄の株を買うことはやめて、投資信託を利用しています。
もちろんリスクはありますが、株ほどではありません。個別銘柄の株はリスクが大きく、まめに株価チェックなどもできないため、自分にはあまり向いていないと感じたからです。また、中長期運用を考えていることもあり、友人の勧めで投資信託にしました。

投資信託の中でも、最近人気の毎月決算型のリート(世界各国の不動産投資信託)を多めにしています。月1パーセント程度ですが配当が増えていきます。リート以外にも、リスク分散するために、債券タイプのものなどを含め10種類程度を運用しています。

例えば、最初に100万円の資金があるとして、10種類のものを10万円ずつ購入します。毎月平均1パーセントの配当が出るとして、101万円になります。また、毎月貯金替わりに2万円ずつ投資を増やしていきます。そうすると、翌月は101万円+2万円で103万円の原資に。これを繰り返していくことで、年10パーセント以上の運用益を出すことを目指しています。

もちろん、投資信託も下がることがあり、減ってしまうこともあります。ただ株ほどは、極端に動きませんので気を付けていればそれなりに運用できると思います。私はこの運用方法でコツコツと増やしています。急激には増えませんが、中長期的に考えていますので、子供が成長した頃にそれなりに増えていればいいなと考え実践しています。

まずは証券口座を開設

証券口座をどこにするのか悩みますね。ポイントはやはり手数料の安さでしょうか。
本格的に運用する方は視点が違うと思いますが、まず始めてみたいという方はネット系の証券会社が手軽に口座開設ができておすすめです。

私は、SBI証券と楽天証券を利用しています。理由は、人気があるから無難かなとそんな理由です。証券会社を比較するほどの知識がありませんので、初心者に優しく、ランキングやおすすめ商品が分かりやすいということで利用しています。
実際運用してみて、どちらもとても使いやすいと思います。また買う銘柄も、ランキングで上位のもので手数料が安い投資信託ばかりを選んでいます。「おんぶにだっこ」作戦です。素人の自分が無数にある商品から調べるより、ラクだからです。

実は、この方法が一番利益が出ています。以前は、まだそんなに売れていない新興国のファンドなどを買ったことなどもありましたが、やはりこれも株と同じで結構な値動きがあり、リスクを感じました。目的は安定運用で、ぼろ儲けではないため、人気のある銘柄で値動きの優しい銘柄だけを選ぶようにしています。

証券会社選びのアドバイス

株や投資信託は、口座を開設すればすぐに取引が開始でき、手続きも難しいものではありません。
ただ、経験した事が無い人にとっては未知の領域で、得をするのはプロの投資家で、一般の個人投資家は損をするというイメージが強いような気がします。自分も始めはそうでした。

実際に始めて見ると、世の中の流れに敏感になり、今まで読まなかった新聞の経済欄なども見るようになりました。結果、お金だけでなく視野が広まり、人間的にも成長する側面があると思います。

また、最初のうちは損することがあっても、長期的に運用することでテクニックも身につくでしょう。何十年後かに老後が必ず来るわけですが、その時に本当に年金がもらえるのか、今の日本の状態ではとても期待できません。自分で何とかしなければいけないと感じます。その時のためにも、資産運用のテクニックを身につけておいて損はないと思います。

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